「心のティールーム」が生まれた理由
心のティールームは、過去の私のように、
「頑張りすぎてしまう事が当たり前になっていて、
どうやって力を抜けばいいのかもわからない」
そんな人たちのために生まれました。
小さなこどもを抱えながらの育児、
終わりのない家事、そして仕事。
周りに気を配り、
期待に応えようとするほど、
自分の本音や気持ちは、少しずつ後回しになっていく。
「本当は、少し休みたい」
「誰かに、ただ話を聞いてほしい」
そんな小さな声さえ、
飲み込んでしまう方も少なくありません。
私自身、ICUナースとして働いていた頃、
常に「もっと大変な状況」にいる患者さんやその家族の方と比べると、
「私なんて、とてもラッキー。
愚痴ってる場合じゃねーよ。」
と自分の気持ちに蓋をしてきました。
さらに、
「倒れるのなら、せめて病院で」
と思っていたのも事実です。
でも、無理を重ねることは、
ヒビの入った鏡を使い続けるようなもの。
最初はほんの小さな傷でも、
見ないふりをして整えようとするほど、
そのヒビはさらに広がっていく。
そして、気がつくと、
そこに映っているのはまったくの別人。
その鏡の中の人は、
「私が働かないと家計が回らない」
「弱音を吐いてはいけない」
「私は子供の将来のために働いてるんだ」
そう思い込んで、自分を酷使し続ける、
そんな哀れな人でした。
当然、そんな生き方には限界があります。
私もやがて、燃え尽き、うつになり、
それでも気がつけないまま、
ある日、出勤の支度中に倒れてしまいました。
これは、あとから知ったことですが、
守護霊が私を引き留めてくれたんです。
(これは、また別の機会にお話しします。)
そこからの4~5か月ほどは、ほとんど寝たきり。
ほとんど寝たきりの日々
おトイレに行くのも壁伝い、
天井を見つめては、ため息。
でも同時に、
「もう頑張らなくてもいい」という
言葉にできない不思議な解放感もありました。
そうなるまで、
自分と向き合う時間が作れなかった私。
気づけば、5年という大切な時間を
私は、「生きているようで、生きていなかった」
それでも、やっともう一度やり直せると感じられたとき、
看護師としてではなく、
別の形で誰かに寄り添うことができればと、
そうして試行錯誤の中で生まれたのが
「心のティールーム」です。
心のティールームの仲間たち
誰かに話したいけれど、うまく言葉にできない。
理解してほしいけれど、迷惑をかけたくない。
そんな揺れる気持ちを、
安心してそっと置ける場所があればいい。
でも、実際に人に会って話すのはまだ抵抗がある...’
そんな人たちのための「心のティールーム」です。
ここでは、特別なアドバイスや正解を押し付けるのではなく、
読んだ人が、自分の気持ちにやさしく気づける
そんな時間を届けたいと思ったのです。
心のティールームという名前には、
「ふらっと立ち寄って、
お茶を飲みながら心を整える場所」
というイメージを込めました。
そして、動物好きな私にとって、
動物と一緒にいる時間は、
だれの目も気にせず、
心をゆるめられるひととき。
だから、この世界には、
安心して浸れる想像の風景と、
やさしい登場キャラたちを創り上げました。
誰かと比べなくていい、
頑張らなくていい、
自分のままでいられる時間。
そのひとときが、あなたの明日を、
ほんの少しだけでも軽やかにしてくれたら
とそう願いながら、
一つひとつの言葉に、
そっと寄り添う気持ちを込めて紡ぎました。